ベッドフレームの高さは、調節できるタイプがあります。
しかし一部には、ベッドフレームの高さは固定で、調整できないタイプも中にはあります。
おもに高さを調節できるタイプは、ベッドに脚が付いているタイプです。
それ以外にも、出来るのでは?と思われるタイプもあります。
お気に入りのベッドが見つかれば、その寸法などの詳細をじっくり見てみましょう。
付属の脚を付け替えればベッドフレームの高さが変わる
ベッドフレームの高さを変えるには、付属の脚を付け替えればできるタイプがあります。
「短めの脚」「長めの脚」がセットで付属している商品もあれば、注文するときに個別に付属の脚を選択するものもあります。
短めの脚を取り付ければフロアベッド風になり、長めの脚ならローベッド風になります。
また、ベッドフレームの上に置く「床板の位置」が変えられるタイプもあります。
高さ調整できるベッドのメリット
ベッドフレームの高さが調節できれば、そこには、どんなメリットがあるでしょうか?
ベッド下の換気ができる
ベッドは一度、据え付けると、頻繁に移動させたりするものではないですよね。
そうなるとベッドの下はホコリが溜まりやすくなり、湿気もこもります。
掃除機の吸い込み口の先端が入るスペースがあれば掃除もできて、ある程度、換気もできるので、湿気の心配はありませんね。
でも、フロアベッドや脚が極端に短いベッドだと、掃除もしにくく、換気も悪そうで、湿気が心配です。
湿気の多い梅雨の時期は特に心配になります。
一つの方法として、梅雨の時期には、長い脚を取り付け、それ以外の季節には、短い脚にする、といった感じです。
そうすれば、脚が長い分、換気が自然と起こり、湿気の多い梅雨の時期でも心配は半減しますよね。
ベッドフレーム下の湿気を減らすには、たまに扇風機など使って、強制的に空気を入れ替えることです。
少し面倒かもしれませんが、確実な方法です。
どんなことでも、「こもる」ことは良くありませんからね。
ベッドの高さを変えれば部屋の雰囲気が変えられる
毎日同じ部屋の風景だと飽きてくるので、たまには部屋の模様替えをしたいと思う時がありますよね。
そんなとき、ベッドの高さが調節できれば、ベッドの雰囲気も一変します。
長い脚を短い脚に変えてあげればフロアベッド風になり、反対に、短い脚を長い脚に変えればローベッド風にと、同じベッドでも雰囲気が変化し、部屋の模様替えにはピッタリだと思います。
ダブルベッドでも高さを調節すれば部屋の模様替え気分が味わえる
ベッド下の換気の心配や、部屋の模様替えは、一人暮らしのシングルベッドだけではありません。
夫婦やカップルが使うダブルベッドでも同じことが言えます。
そんなダブルベッドでも、上記に示したように、ベッドフレームに取り付ける脚が、長いものと短いものがあります。
特にベッドの面積が大きくなったダブルベッドの方が、湿気の心配があります。
ベッド下、マットレス下の湿気が気になるなら、長い脚の方が良さそうですね。
湿気は大丈夫、対策はきちんと出来ているという方は、短い脚を使い、フロアベッド風にして、部屋の模様替えをしてもいいですね。
高さを調整すればベッド下に収納ボックスが入れられる
ベッドの下って、案外、空間が空いている場合がありますよね。
フロアベッドや、ローベッドであれば、空間に余裕はありませんが、ある程度の脚の長いベッドであれば、収納できるだけの空間は空いているものです。
でも、ホームセンターなどで売っている収納ボックスを、いざベッドの下に入れてみようとしても、ギリギリ入らなかったりすることがあります。
ベッドによっては、床板の高さも調整できるタイプもあるので、脚を長くし、さらに床板も高くすれば、ベッド下に収納ボックスが入ることもあります。
これでもダメな場合は、最後の手段になりますが、ホームセンターなどで、厚めのゴム板を買ってきて、そのゴム板をベッドの脚の下に入れ、収納ボックスが入る丁度よい高さに調節します。
ゴム板を使うのは荒業になりますが、手っ取り早い方法です。
参考にしてみてくださいね。
高さが変えられるロフトベッドもある
ロフトベッドは、ベッドの下を大きく空け、その空間を有効活用しようと設計されたベッドです。
ロフトベッドには、同じ商品でも高さが異なるタイプがあります。
高さ別に、
- ロータイプ
- ミドルタイプ
- ハイタイプ
の3種類があり、商品によっては、ミドルタイプが無く、ロータイプとハイタイプだけのものもあります。
商品を注文する時に、ロータイプ、ミドルタイプ、ハイタイプを選択しないといけない商品があります。
また、注文時にそのような選択はせずに、高さ調整のできる脚が付属しており、その高さの選択は客先で組み立ての時に選べる商品もあります。
フロアベッドの使用方法が既に決まっているなら、高さが異なる3種類の中から、好みの高さを選べばよいと思います。
引っ越しや部屋の模様替えなどに、高さを変更したいと考えているなら、購入時に、高さ調節ができる商品なのかを、よく見ておいた方が良さそうですね。
まとめ
初めからイメージ通りのベッドであれば問題ありませんが、あれ?なにか違う?と思っても高さが調節できないと、こんなものかと諦めてしまうこともあるかもしれません。
また、部屋の模様替えや、引っ越しをした時に、ベッドフレームの高さが調節できればイメージに変化を持たせることもできますね。
ベッドフレームの高さを、使用目的や自分好みに合わせて、部屋のイメージに変化を付けて、毎日の生活にも良い影響を与えるといいですね。