フロアベッドは【スチール製】を選ぶ3つのメリット

フロアベッド

フロアベッドは、材質をスチール製にすれば、いくつかのメリットがあります。

フロアベッドは、通常のベッドとは異なり、極端に脚が短く、または脚がありません。

木製フロアベッドであれば、フレームを直接、床に接して置きます。

これらには、ベッドの高さを極力なくし、部屋の空間を広く見せる効果があります。

スチール製フロアベッドのメリット

・換気・通気性がいい

・頑丈で丈夫(軽量で移動させやすい)

・木製とは異なった風合いが出る

などのメリットが出てきます。

 

換気・通気性がいい

通常のフロアベッドは、木製でマットレスを支えるフレーム部分も当然木製で出来ています。

フレームが木製だと、マットレスの側面と底面から下は、完全にフレームに隠れてしまい、換気ができず通気性がないので、空気がこもってしまいます。

しかし、フレームがスチール製、つまりパイプなどがフレームになっていると、マットレスは、側面部分が完全に見え、換気・通気性が断然よくなります。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく、と言われています。

空気中に蒸発している分もあると思いますが、

仮に、それだけの量の汗が敷布団やマットレスに吸収されていると考えると、換気や通気性は本当に大事になってきます。

フロアベッドのサイズ、シングル、セミダブル、ダブル、など大きさに関わりなく、換気・通気性のよいフロアベッドを選ぶのも、ひとつだと思います。

 

頑丈で丈夫、軽量で移動させやすい

ベッドはマットレスなどを支えるために、フレームなど、ベッドの骨と言える部分が存在します。

その骨となる部分がしっかりしてなければ、ベッドが壊れやすくなります。

それら骨と言えるフレームなどをスチール製にすれば、頑丈で丈夫になります。

別に、木製のベッドが丈夫では無いとは言ってません。

木製のベッドでも、きちんと荷重計算されて作られているので、壊れる心配はありませんので、温かみのある木製のベッドの方が好みの方は、そちらを選んでくださいね。

フロアベッドをスチール製にすれば、頑丈で丈夫に加えて、パイプなど中が空洞なので、木製に比べて軽量な作りになっています。

軽量で軽いと、部屋の模様替えなど、フロアベッドを移動したい時でも、楽に移動できます。

頻繁に部屋の模様替えをする方には、軽量なフロアベッドの方がいいかもしれませんね。

 

木製とは異なった風合いが出る

フロアベッドがスチール製だと、冷たく暗いイメージがありますか?

見方を変えれば、シックで大人な落ち着いた感じでもありますね。

見方一つで、色んなイメージが湧くものです。

ベッドが木製の場合もそうです。

木のイメージからすると温かみがあって、穏やかな気持ちになれそうですよね。

スチール製と木製で、これだけのイメージの違いがあります。

今のあなたの部屋のイメージに合わせると、どちらが合いそうですか?

あなたの好みもあるので、一概に部屋のイメージから、フロアベッドをスチール製にするのか、木製にするのか、迷ってしまいますね。

部屋のイメージばかりに、こだわりすぎるのも良くないと思います。

最終的に、使用するのは、あなた自身なのですから、あなたの好みも十分に考慮して選ぶといいでしょう。

 

フロアベッドのデメリット

スチール製のフロアベッドのメリットばかりを挙げましたが、デメリットも考えてみましょう。

・掃除ができない

・カビ、ホコリが心配

・セミダブル、ダブルでも小さく感じる

こんなところでしょうか?

掃除ができない

上記でも示したように、フロアベッドは本体のフレームを直接、部屋の床面に設置するため、ベッドの底、マットレスの底面が、表からは全く見えません。

掃除をするにも、ベッド下の床面に掃除機が入りません。

構造上、仕方ないので、マットレスをフロアベッドから取り外し移動させてから掃除しましょう。

カビ、ホコリが心配

これも、掃除と関係していることですが、掃除が行き届かないと、ホコリも溜り、フロアベッド特有の、ベッド下に空間がないことで、カビ+ホコリが心配になってきます。

木製ではなく、スチール製のフロアベッドでは、フレーム幅が小さく、マットレスにはまだ通気性があるので、カビには、そこまで心配する必要もなさそうです。

でもホコリは溜まってくるでしょう。

その時は、マットレスをフロアベッドから取り外して移動させ、掃除するしか解決策は無さそうですね。

セミダブル、ダブルでも小さく感じる

スチール製、木製どちらにも関わらず、フロアベッドの高さは、通常のベッドに比べて低いため、狭い部屋でも部屋が広々と感じるメリットがあります。

その反面、セミダブルやダブルのベッドでも、ベッド自体が小さく狭く感じてしまうことがあります。

これは相対的なことなので、感じ方には個人差はあるでしょう。

使用する部屋の広さ大きさにもよるところなので、一概には言えませんね。

フロアベッドが狭く小さく感じるなら、部屋の大きさに応じてその上のサイズ、クィーンでもいいかもしれませんね。

 

まとめ

フロアベッドをスチール製にすることで、木製にはないメリットが出てきます。

一番は換気、通気性だと思います。

ベッド下のホコリに対しては、スチール製、木製、どちらに限らず、結局はマットレスを外して、掃除するしか無さそうです。

メリット、デメリット、両方を参考に、自分好みのフロアベッドを選びましょう。