すのこベッドにも【カビ】は、はえるのか、悩んでいませんか?
ズバリ答えます!
カビの好む条件がそろえば、
すのこベッドにも、カビは、はえます。
しかし、すのこベッドのメリットは、風通しの、通気性の良いことです。
したがって、他のベッドに比べ、格段に、カビは生えにくいのです。
カビがはえないのは当たり前?
カビは生えてくると、やっかいですよね。
カビを除去、カビ落とし、といったように、カビを取り除くという、これらのカビ対策も必要になってきます。
まずはカビのことを少し勉強してみましょう。
カビが好む条件
カビが生えるには、条件が整わないといけません。
「栄養分」「酸素」「温度」「湿度」「時間」、この5つがそろうと、カビが生え、目に見えてきます。
この条件をそろわせない工夫が必要になります。
栄養分
穀物、野菜など普通の物にも当然カビは生えますが、私たち人間では考えられないような物でも栄養分にしてしまいます。
例えば、プラスチックや電子機器の基盤、畳など、どんなものでも栄養分にしてしまいます。
よって、すのこベッドでも、例外ではありません。
栄養分にされてしまいます。
酸素
酸素は、私たち人間も生きていくためには、必ず必要なものです。
これを無くすことはできませんよね。
温度
温度もマイナス何度までと、下げることができれば良いですが、
温度も、ある程度なければ、私たち人間も生きてはいけません。
よって、これも無くすことはできませんね。
湿度
湿度はある程度変化しても、私たち人間には問題は無く、コントロール調整することはできますね。
カビは、
・湿度65%以上を好むもの、
・湿度80%以上を好むもの、
・湿度90%以上を好むもの、
というように、カビの種類によって異なります。
すのこベッドや、布団などに生えるカビは、黒いカビです。
浴室でよく見かけるカビで、食品や服衣類などにも生えます。
この黒いカビは、湿度90%以上を好むカビになります。
かなり湿度の高い状態が好みです。
時間
時間とは、
カビが、すのこベッドなど、成長できる場所に定着するまでに掛かる時間のことです。
カビの胞子は、定着する場所を探しながら、私たちの生活環境の中で飛び回っています。
うまく成長できる場所に胞子が付着すると、時間を掛けて根を伸ばし、成長していきます。
胞子が付着しても、成長して定着するまでの時間を与えない、ということです。
つまり、掃除などで取り除いたり、上記に示した、湿度をコントロールして、成長させない、ということです。
カビが嫌いな条件にする
上記に示したように、カビを発生させないようにするには、
「湿度」と「時間」をコントロール調整してあげることです。
湿度は、
すのこベッドから、マットレスや敷布団を上げて、風を通し、換気、通気を良くしてあげることで、下げることができます。
また、すのこベッドの下に、どこでも置くだけの汎用タイプの湿気取りや、消臭と乾燥をあわせ持った湿気取りシートなども、あわせて使用するといいでしょう。
時間は、
黒いカビが成長する時間を与えないように、こまめに、定期的に、すのこベッドの掃除と換気を行うことです。
これにより、カビが生える条件は整わないので、カビの発生を防ぐことができます。
付いてしまったカビを取る
すのこベッドやマットレスに付いてしまった黒いカビは、どうすればいいでしょうか?
すのこベッドのカビ
プラスチック製のものであれば、硬く絞った布でこすり取ればいいでしょう。
木製のすのこベッドの場合はそうはいきませんよね。
硬く絞った布でこすっても、完全には取れきれないでしょう。
木製のすのこベッドの場合、傷む可能性もあり、あまり薬品などは使わない方がよいと思われます。
でも、どうしてもという方は、
中性洗剤を水で薄めたものをスプレーして2、3分おきます。
そのあとで歯ブラシなどの柔らかいブラシでこすり取ります。
あまり強くこすって、すのこベッドを傷めないように注意してください。
カビが取れたら、中性洗剤を、硬く絞った布でよく拭き取ってください。
そして、そのあと、カビが生えていた所に、消毒用のエタノールを軽くスプレーしましょう。
これにより、取れきれなかった奥のカビの胞子やカビの根までも消毒してくれます。
あとは、すのこベッドを良く乾燥させて完了です。
ただし、日が当たらないように、日陰で乾燥させてください。
日光を直接あてると木が変形し、割れる可能性がある為です。
必ず日陰で風通しの良いところで乾燥させてください。
マットレスのカビ
マットレスのカビも、木製のすのこベッドの場合と要領は同じです。
中性洗剤を水で薄めたものをスプレーして2、3分おきます。
そのあとで歯ブラシなどの柔らかいブラシを使って、こすり取ります。
あまり強くこすって、マットレスの布を傷めないよう十分に注意してください。
カビが取れたら、硬く絞った布で、中性洗剤をよく拭き取ってください。
そして、そのあと、カビが生えていた所に、消毒用のエタノールを軽くスプレーして、取れ切れなかった奥にあるカビの胞子やカビの根を消毒しましょう。
これによって、また直ぐには、カビは生えにくくなり予防できます。
あとは、日陰で風通しの良いところで十分に乾燥させてください。
まとめ
すのこベッドも例外ではなく、カビが好む環境条件が整うと、カビは生えてしまいます。
カビが好む条件、「栄養分」「酸素」「温度」「湿度」「時間」の内、
「湿度」と「時間」は、私たちでもコントロール、調整ができます。
この2つを調整して、カビが生えないように、日ごろから気を付けて、予防しましょう。